2012 / 02 / 13

漫画 + アニメ
魂ゆさぶるアニソン・セレクション その2

先日のブログでアニソンを10曲セレクトして紹介したわけですが、
考え出すと、あの曲もあった!この歌もよかった!!と
止まらなくなってしまったので、
調子に乗ってもう10曲、セレクションしてみました。
※ アニメタイトルの年表示は、アニメが放送されていた期間です。


● 『魔訶不思議アドベンチャー!』 ●

ドラゴンボール(1986~1989年) オープニングより
まさにこの歌を聴かずに、アニソンを語るなかれ!
それほど誰もが知ってて口ずさめる、テンション上がる一曲です!!
「このよはでっかい たからじま~そうさ~いまこそアドベンチャー!」、、、
なんて夢のある、ドキドキワクワクな歌詞なんでしょうか!
そう、子供の頃は世界が飛びっきり大きくて、いつも冒険心を持ってました!
イントロがかかった瞬間から、そんな少年時代の一直線な気持ちが蘇る!
心から元気になれる、神がかった一曲です。


● 『ロマンティックあげるよ』 ●

ドラゴンボール(1983~1986年) エンディングより
前回紹介した『ミスター味っ子』のエンディング曲と同じく、
毎度躍動的な本編に対し、お祭りの後のような後ろ髪引かれる感じが
なんだか青春の甘酸っぱさと似た気持ちを呼び起こします。
「大人のふりして諦めちゃ~奇跡のナゾナゾ解けないよ~」、、、
実は歌詞もしっかり本編をなぞってて、冒険心や挑戦する勇気を教えてくれます。
「本当の勇気」って何だろう。 臆病な気持ち、守りに入る気持ちになった時に
思わず口ずさんじゃいます。


● 『WE GOTTA POWER』 ●

ドラゴンボールZ(1989~1996年) オープニングより
ドラゴンボールZと言えば、♪チャ~ラ~、ヘッチャラ~♪ かも知れませんが、
僕は、魔人ブウ編で使われたこっちのオープニングの方が好きです。
「むちゅうになれるものが~いつかきみを~すげえやつにするんだ~」、、、
そこがお気に入り。 僕もそう思う、好きこそ物の上手なれ。


● 『汚れっちまった悲しみに…』 ●
● 『幾時代ありまして』 ●

魁!! 男塾(1988年) オープニング/エンディングより
そう、男塾です。 原作の漫画といい、まさに時代が生み落とした奇作です。
北斗の拳と並び、この世界観や描写は今だったらアウト確実!
男とは何か、強いとは何か、硬派とは何かを完全に勘違いしてる感がありますが
細かいことは気にするなとばかりに、一世風靡SEPIAが歌うこのアニソンは
当時から僕の心を鷲掴みでした。
特にエンディング曲を耳にした時は、やけに北風が身に染みたものです。
オープニングとエンディング、2曲まとめてどうぞ。


● 『銀河鉄道999』 ●

銀河鉄道999(1978~1981年) オープニングより
放送期間を見ると、僕はリアルタイム世代ではないけれど
静岡のローカル局の編成上か、とにかく小学生の頃によく観てた記憶があります。
作者・松本零士先生には言及しないけど、見た目はアナログそのままの汽車が
宇宙を走るという世界観は、今観てもすごい!美しい!センセーショナル!
そこに ささきいいさお の美声がかぶされば、心は完全に車窓を臨む旅人です。
サビの歌詞は、もはや芸術、詩人の域!!
ただただ涙。涙。涙。


● 『流れ星 銀』 ●

銀牙 -流れ星 銀(1986年) オープニングより
野犬が人間のように話し、友情を深めて群れをなし、巨大熊を倒すという
かつてない設定とスケールの物語が原作となっていて、そのアニソンも
非常に中身の濃い、熱い歌になっています!
「あざやかに~血が燃える~生まれた理由が今わかる~」
「さあ~きのうのお前を~越えてゆくんだ~」
「立ちむかえ~自分より~大きなものに~」、、、キテます!キテます!
そして最後が「そうさ~若さは~燃えつきない流星だ~」
青春てスバラシイ!若さって熱いね!!


● 『夢を勝ちとろう』 ●

プロゴルファー猿(1985~1988年) オープニングより
「ワイは猿や!プロゴルファー猿や!」となぜか関西弁で猿を自称する冒頭に
誰もが度肝を抜かれた、伝説の1曲です。
改めて聴くと、なんとアニソン界の帝王・水木一郎が歌っていたとは!!
(なるほど、YouTubeで全然動画が出てこないのはそのため?)
わずか1分ちょっとの歌なのに、しっかり元気が湧いて来るのは
何よりもまっすぐな気持ちがこもってるからでしょう!!
「ゆめを~ゆめを~ゆめを~ゆめをかちとろう」、、、夢はこの手で掴むもの!


● 『走れマキバオー』(原曲『走れコウタロー』) ●

みどりのマキバオー(1996~1997年) オープニングより
これは完全に原作の良さが土台にあっての、アニメ成功と言うべきでしょう!
原作のマキバオーや、カスケード、アマゴワクチンなどの戦友の走りを
知っていると、半分おふざけのようなこのアニソンにも魂が吹き込まれます。
そして、とにかく冒頭の青島アナ(フジテレビ、マルカトーレ青島)の実況で
最初からガッツり引き込まれてしまいますね。
健気に走る馬たちに、心から脱帽と大声援。


● 『正調 おそ松節』 ●

おそ松くん(平成版)(1988~1989年) オープニングより
僕らの世代の鬼太郎は吉幾三だったけど、おそ松くんも確か大物が
歌ってたよね、、、誰だっけ?と調べたのがキッカケで思い出しました。
(ちなみに、答えは黒い噂が絶えない細川たかし)
あの頃は、ただのギャグマンガのアニソンとしか聴いていなかったけど
いざ自分が大人になって働くようになってから聴くと、なんて重く深い歌なんだ!
と、愕然としました。 でもそれを前面に感じさせず、あくまで笑いに包んで
神妙にさせない巧さがあると思ったら、秋元康(作詞)も絡んでるのか!?
んー、すごいな。豪華だ。
真面目に生きちゃ馬鹿を見るけど、ローンのためにも家族のためにも
満員電車に愛想笑い。 ‥‥やっぱり父ちゃんてスゴイ!日本一!


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