2011 / 06 / 19_b

19 / Junio / 2011 Domingo * PERU
20 / Junio / 2011 Lunes * JAPON
ペルー旅行記、1.5日目。


日本との時差ですが、ペルーの首都リマは遠く14時間。
(ちなみに、アトランタは13時間)

僕らの2011年6月19日は、24時間を越えて
とてつもなく長い特別な1日になりました。


10:42 * peru _6/19  /  00:42 * japon _6/20

機上(成田-アトランタ便)にて。

日本を発って、8時間半が経過。
現在、当機はアメリカ本土の上空に侵入しました。


車を長時間運転する時なんかそうなんですが、
僕は右足に疲れが溜りやすいようです。
今回も例に漏れず、右足だけが鈍く痛くなり出してきてます。
足首やらヒザ下やら、とにかくマメに動かして血の流れ(巡り)を作ろう。

 ※本人はワールドカップ(しかも地元・日韓開催)に出られなくて
  無念だったろうけど、世に「エコノミー症候群」を知らしめてくれた
  高原選手(サッカー)には心から感謝しています。

機内では各シートごとにモニターがついていて、快適に映画観賞。
ただ日本語字幕はもちろんのこと、観たい作品のほとんどが
日本語吹替え版もなかったのは残念でした。

ここまでに『ソーシャルネットワーク』と、
『プレデターズ』(映画館で既に観ていたけど)を観終わり、
残り3時間半で『インセプション』を観賞中。
(でも、右足の痛みでちょっと集中できないなー)。


ちなみに、上はフライト情報。
 ・ Time to Destination ‥‥ 目的地までの残り時間
 ・ Local Time at Origin ‥‥ 出発地の現時刻
 ・ Local Time at Destination ‥‥ 到着地の現時刻
 ・ Estimated Time of Arrival ‥‥ 到着予定時刻(到着地の時間)

あと3時間半のフライトとなりました。


12:43 * peru _6/19  /  02:48 * japon _6/20

機上(成田-アトランタ便)にて。

これは‥‥、ご飯?間食?
アトランタはもう少しで14時になるところだし、
あと2時間半で到着するってのに、このタイミングで?

積み込んだからには意地でも客に配ってしまおう!という
ある種の執念を感じざるをえません。


僕が頼みました、そう、焼きソバです。
機上であえての焼きソバですが、痛恨のシイタケ混入で悔しいです!


奥さんは、オムレツを頼みました。


13:43 * peru _6/19  /  03:43 * japon _6/20

機上(成田-アトランタ便)にて。

あと45分で、アトランタ到着とのアナウンス。

『インセプション』は内容的に少し複雑で、尺も長めなので
サクッと観られそうな『グリーンホーネット』に切り替えたのが功を奏し、
時間内に観終われそうです。

すごくどうでもいいけど、機長や客室乗務員からのアナウンスは
映画の再生をストップして割り込んできますが、
この音量が異常に大きい上に、突然すぎて毎回驚かされて困ります。
隣の奥さんは全然気にならない風だから、僕の音量調整部分がおかしいのか
それとも僕が小心者すぎるだけなのかしら。


14:30 * peru _6/19  /  04:30 * japon _6/20

機上(成田-アトランタ便)にて。

アトランタ空港に無事着陸成功。
アメリカ上陸作戦、決行です!!!


15:36 * peru _6/19  /  05:36 * japon _6/20

アトランタ空港にて。

ついにアメリカ初入国!

今回のアトランタ(アメリカ)は経由のみのため、
税関はなく入国審査のみ。
必要となる入国カード(ESTA=電子渡航認証システム)は
夫婦(家族)で1枚のため、本来なら二人そろって同じ窓口に行くところ
よくわからず別々に窓口へ進んだことから、雲行きが怪しくなりました。

まずは奥さんが窓口に呼ばれ、後から僕が呼ばれた先にいたのは
既に目が据わっているコワモテ黒人女性の係員。
早々に「書類が足りない。ESTAはどうした?」と言ってるようなのは
ヒシヒシと伝わってくるし、何て返せばいいのかもおぼろげに浮かんでいるのに
「隣の窓口にいる女性が嫁さんで、僕らは夫婦で、家族です。」
伝えるための‥‥単語すら全く出てきません。。。

顔色がみるみる怒りと苛立ちの色で染まっていくのを読み取るには、
黒人も白人も肌の色はそれこそ関係ありません。
何か伝えねばとようやく出た言葉が、遠く奥さんを指差しての

「あー、She is parents! いやいや I am her parent!!」

あっ!と思ったけど時既に遅く、黒人係員は僕から目線をそらし
「(チッ!と舌打ちして) Jesus... 」

え!?

初アメリカの、それもまだ審査中の段階で正式に入国もしてないのに
まさかまさかの「生ジーザス」を聞く羽目になるとは‥‥。
しかも空港職員という、ある意味お役人さんのハズなのに。

ただ逆に「生ジーザス」が脳ミソをクールダウンしてくれたのでしょう、
続いて出た英語は、

「No! No! I am her husband! We are couple! コンビ、コンビ」

‥‥最後の「コンビ、コンビ」がダメ押しになったのか、
やっと係員も理解してくれたらしく、ため息混じりの冷めた目で
無言で奥さんを指差し、「(あっちへ行け)」とのこと。

移った先でも、白人ヒゲ係員にも
「アンタの旦那、全然言葉がわからないんだね」と奥さんが
言われたらしいのですが、(言葉通り、僕はサッパリ気づいてません)
そんなこんなで一連の手続きを終え、晴れてアメリカの地を踏みしめたのでした。

(入国まず先にしたことは、サムライを舐めんな!とばかりに
 トイレに向かって、大きいものを落としてあげました!!)


15:40 * peru _6/19  /  05:40 * japon _6/20

アトランタ空港にて。

空港の待合エリアでは、本場のスターバックスを発見!
噂に聞くアメリカンサイズ(=顔より大きい超ドデカサイズ)も目撃!

この旅の目標の一つである
「アメリカのマクドナルドで、LLセットを買う」は、
前述の入国手続きで時間を食ったせいで、乗り継ぎ時間が迫り
お店を目の前にしながら、泣く泣く帰りに回すことにしました。無念です。


迫る乗り継ぎ時間とアメリカへの畏怖から急いで撮った被写体が、
空港内に設置されたの公衆電話です。
ドラマや映画でも見慣れているし、
何より、これとほぼ同じフォルムの電話を使って
刑務所での面会で会話するシーンを思い出し、つい興奮してカシャっと1枚。


17:20 * peru _6/19  /  07:20 * japon _6/20

機上(アトランタ-リマ便)にて。

予定では現地時間(アトランタ)の16:30に離陸のはずが、
席のブッキングやらで30分も遅れ、結局離陸したのは17:00過ぎ。
といっても記憶はおぼろげで、離陸の時のことをほとんど覚えてなく。
気づけば既に空の上でした。

今度のフライト時間は、およそ6時間
リマの到着は、現地時間の23時くらいのはず。

成田-アトランタ便は、各シートにモニターがあって
映画を観ながら快適に過ごせたけど、
アトランタ-リマ便は同じデルタ航空の飛行機でも、ちょっと型が古め。
冷房の効きもなんだか乱暴で、隣の席に座る(おそらく日系の)
中学生・マリちゃんを勝手に心配しつつ、眠って体力の回復に努めます。


18:33 * peru _6/20  /  08:33 * japon _6/20

機上(アトランタ-リマ便)にて。

機内食の時間になりました。
いくら眠気マナコでも、半ば強制的に起こされます。

今度の選択肢は「Chicken? or Pasta?」


冒険心のある僕はパスタにしてみましたが、
パスタというよりはもっちもちのマカロニみたい。
あ、マカロニもパスタの種類でした。


安パイ(安全パイ)派の奥さんは、チキンを注文。
お互い食べ合いましたが、奥さん曰く「パスタの方が美味しい」。


22:12 * peru _6/19  /  12:12 * japon _6/20

機上(アトランタ-リマ便)にて。

機内食でお腹いっぱいになり、
気持ちよく寝ていたら、またもや配給の時間。。。
ペルーは22時過ぎ、何度も言う(書く)けど誰の何基準なの?


でも美味しいんですよ、確かに。
(流石に生もののリンゴは、ちょっと完食を控えました)

着陸まで、もう1時間をきってるはず。
長い長い道のりだったのに、日付はまだ6/19のままって
なんて不思議なことでしょう!!!

行く前は悪い噂しか聞かされなかったけど、
デルタ航空の客室乗務員さんたちも、仕事のデキる良い人ばかりでした。



00:21 * peru _6/20  /  14:21 * japon _6/20

リマ空港にて。

日本時間6/20の14時、ペルー現地時間6/19の23時
ついに南米の地に着陸しました!! ... Nice Landing!

ただ、ここから飛行機を降りるまでに15分。
さらに税関と入国審査の手続き完了まで、1時間を要しました。

すっかりクタクタになった僕らを待っていたのは‥‥
お出迎えコーナーに陣取った、人!人!人!の人の波!!
リマはもう24時を回っているのに、すごい人の数!!!

あまりの迫力にカメラを構えることができなかったけど、
この熱気溢れる光景と、「SUGASAWA」と書かれたボードを
見つけた瞬間の嬉しさと安心した気持ちは、一生忘れられないでしょう。
(きっとこれから先も旅をするたびに、呼び起こされる記憶です)

現地ツアー会社『ミッキーツアー』のガイドさん、ドライバーさんと合流。
小雨降るリマ市街を抜けて、街外れの高級住宅地区にある
ホテルに向かいました。


日本では当たり前のコンビニは、首都リマだろうと一切なし。
途中、ガソリンスタンドに併設された雑貨屋に立ち寄り
ガイドさんが水(ガスなしペットボトル)を買ってくれました。
(お店には、個別に雇われたであろう用心棒がいて、
 僕らにずっと鋭い視線を向けていました)

結局、ホテルに着いたのは現地時間6/2001:25
ガイドさんと打ち合わせをして、明日(正確には今日)のナスカ遊覧は
5:00出発と決定です。(モーニングコールは、03:30‥‥)

初USAと初南米の余韻に浸る間もなく、ベッドに入りました。

おやすみなさい。。。


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