2011 / 05 / 28

デザイン サッカー ユニフォーム
バルセロナ 2011-2012シーズン


今、おそらく世界一のサッカークラブであるFCバルセロナ
来季2011-2012シーズンのユニフォームを発表しました。

FCバルセロナと言えば、ソシオと呼ばれる会員によってクラブ運営がされていて、
ユニフォームにスポンサーロゴを入れないことが伝統であり、誇りでした。

※TVなどのメディアで大きく露出する、特に胸のスポンサーロゴは
 莫大な広告料(契約料)が入り、クラブとしても貴重な収入源なのですが、
 あえてそれを良しとしないのがソシオ達の誇りなのです!

しかし、例外的に2006年に児童福祉活動への支援という観点から、
ユニセフと毎年190万ドルの寄付、総額950万ドル寄付の5年契約で合意。
2006年9月より、クラブ史上初めて胸にロゴを入れたユニフォームが誕生しました。


ただ、これはクラブが単なる収入欲しさで行ったのではなく
通常とは逆にクラブ側が寄付金を払うことでロゴを入れるという、
クラブの社会貢献を示すものだったため、多少の反対がありながらも
多くのソシオはクラブの決定を受け入れました。

そして、2011年。

ついに、FCバルセロナの誇り高き伝統が失われる時が来てしまいました。

クラブは2011-2012年シーズンから、
5年間の契約でカタール財団とスポンサー契約を締結。
長きに渡るFCバルセロナの歴史の中で、
ついに初の商用ロゴ入りユニホームを着用することになりました。

もちろんこの決定に大半のソシオが「クラブの魂が売られた」と激怒。
僕も本当に悲しく、残念に思います。

加えて、このデザイン。
細いボーダーに筆記体、全体的にヘボヘボで弱そうです。
強いチームはもっとシンプルに、ゴツめのデザインの方が威厳があると思います。

来季のバルサはちょっと応援したくなくなりました。。。


▲ もどる